「だって、草の腐ったようなニオイよ。臭くない?」

最終更新日:20210311|考察分析等上手く出来る人間では無いので様々な事を広く浅く、右、左、主義、思想、宗教、人種、ハダノイロ、カミノイロ、コトバ……等々に囚われず、簡単な感想や思った事を書いていく、メモを載せるような感覚で(だから矛盾や間違い、的外れも多々あるかも?)、そんな感じで運用していくブログ。物事に対して視野を広く、多面的、多角的に考える為に。ご連絡はコメント、または、ツイッターにどうぞ。当ブログの記事、文章、画像等の転載は禁止です。

雑記:十数年探していた歌

 いつもツイッターばかり使ってるので、たまにはブログも。

 

 音楽の話。

 10数年前、中学生?高校生?頃、ただ曲が延々流れるだけみたいな深夜のラジオを適当に録音してたりしてた。その中で流れたとある曲が自分のどストライクで。曲名わからないまま何回も繰り返し聴いてた。なぜその時に歌詞メモったり検索掛けたりして曲名探さなかったのか?謎。

 で、ある日、間違って録音全部消してしまった………………。

 あまりに馬鹿すぎる。その曲の前後(確か前だった気がする)に流れた曲が Dragon Ash『El Alma だったくらいしかわからず、ラジオ局のオンエアーリスト探しても見つからない。そこから、曲調や歌声は覚えてるのに、曲名がわからない、探しようがない、あの曲をもう1度、もう1度だけでいいから聴きたい!!というモヤモヤした状態が現在まで続き……。

 

 数ヶ月前、なんとなく、CDを借りに店に行った。そこでたまたま借りた
 『ノイタミナ FAN BEST』

 ※2015年に発売された、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送されたアニメの主題歌の中からファン投票で選ばれた曲を収録したオムニバスCD。

 

 1曲目 YUKI『ドラマチック』

    

 2曲目 YUKI『ふがいないや』

    

 どちらもアニメ版『ハチミツとクローバー』オープニング曲。前者が1期、後者が2期。自分は原作読んだことなく、アニメ1期も2期も観ていなかったんだけれど、YUKIの歌が好き(中学生時代に深夜の音楽番組だったかで観た『JOY』のPVの全て=YUKIの可愛さ、ダンス、PVの世界観等々に衝撃受け、夕方の情報番組でJOYのPV流れると知ればそこで流れた短い映像をVHSに録画し繰り返し観、ついにはPV集『ユキビデオ』のDVDまで買ってしまうという)で、以前にアルバム『Wave』(このアルバムも、PCに入れていたのに↑の録音消しとは別の誤操作、PC整理中に音楽フォルダの一部消去というしょうもないミスをやってしまい……)を聴いたりしていたのでこの2曲は知っていた。

 

 3曲目 チャットモンチー『シャングリラ』

    

 アニメ『働きマン』オープニング曲。この曲とチャットモンチーにもYUKIと同じく思い入れがあった。知ったきっかけは何だったかな。ラジオ?思い出せない。高校生時代にこの曲きっかけにチャットモンチーの存在知り、『シャングリラ』と『恋の煙』の2曲を繰り返し聴いていた。高2くらい?で『とび魚のバタフライ』がTVで流れたりして、急に知名度が上がった。そこから自分はあまり聴かなくなったが、クラスの人とチャットモンチーについて話してた記憶がある。

 アニメ『働きマン』自体は10年前くらい?にDVDの1巻借りたんだったか、公式配信サイトで無料公開されていた1話だったかを観た気がする。全部は観ておらず。

 

 1曲目2曲目3曲目と思い入れがある曲で、懐かしみつつ、良い気持ちのまま続けて聴いた

 

 4曲目 SUEMITSU & THE SUEMITH『Allegro Cantabile』

 

 イントロのピアノ聴いた瞬間、

 

これ!!!!この曲っ!!!!!!!

 

 ずっと探していたあの歌!

 アニメ版『のだめカンタービレ』1期のオープニング曲だった!!

 

 10数年前初めて聴いてあんなに感動したのに、しょうもないミスで消してしまって、探しようもなく、もう2度と聴けない、見つけられないかもなんて思っていたのに……!普段、アニメ好き好き言っときながらアニメ版『のだめカンタービレ』みたいな有名作品に使われていたのを知らなかったこと、気づかなかったこと自体が自分にとって糞恥で猛省すべきことなんだけど、もう、もう、何とも言えないくらいの気持ちで、震えた。

 

 SUEMITSU & THE SUEMITH『Allegro Cantabile』

Allegro Cantabile

Allegro Cantabile

  • provided courtesy of iTunes

 

 もしかしたら、『のだめカンタービレ』の世界観や、のだめ、千秋に合わせた歌、曲、詞なのかもしれない。

 でも……久しぶりに、改めて聴いた歌声、曲、ピアノ、詞――あまりにも新鮮に、素敵で、輝いて聴こえる。

 

いつまでも忘れないで

歌う如く心のまま

 

歌う様に真っ直ぐに

歌の上を伸びていく

 

終わり無きクレッシェンドは深く

誰かの元へ向かう

 

ステージの端のピアニストへ――

 

生きる事

 

こんな歌の全て

 

今この目の前に開かれた世界

繰り返す新しいプレリュード

 

  泣けた。